20万km以上走行の「多走行車ATF交換」 <汎用機最強トルコン太郎>

全体的に!(^^)!イイやれ感のUSプロシード(左ハンドル)です。オーナーのi様はだいぶ前に当店に「トルコン太郎」があることを知り初来店いただきました。その時はいったん保留としていましたが今回、まだまだ乗りたいこのプロシードのために奮発していただきました。現在の走行距離は20万kmをとっくに超えています。

トルコン太郎」 はオートマチックミッションに使用されるオイル(ATF)を効率よく最適な方法で交換ができる市販されている機械では最強の呼び名が高い「ATF・CVTFチェンジャー」です。

何がすごいのか...通常のATF交換はドレンプラグをはずし→下抜きしてから新油をオイルレベルゲージから注ぐという面倒かつ「オイル全量を交換」はほぼ不可能なやり方。

この「トルコン太郎」はATFのオイルラインにホースを接続して、エンジンをかけながらオイル通路を循環・交換ができるという優れもの。過走行車のオイル通路はオイルスラッジや異物がいっぱいなので燃費の悪化や変速ショック・走行ノイズの増大が顕著に現れます。その汚れをトルコン太郎を使用し当店独自の方法で一掃します。

※よく心配される「交換後のAT故障」は当店では過去一度もトラブルはありません。他店でお断りされた車両もぜひ一度ご来店いただき施工前チェックをお受けください。(機械的な故障があるATは施工不可)

 エンジン側にオイル漏れを発見。走行チェックもしましたがあとは現状大きな問題は見受けられません。

まずはトルコン太郎をオイルクーラー部に接続し、ATFに含まれる汚れをフィルターで除去します。この時「企業秘密のケミカル」を使用しますが詳細はオーナー様にのみお伝えする。オイルラインの洗浄はトータルで5~6時間ほどかけて丁寧に漉していきます。その際にもP・R・N・D・2・Lレンジすべてを作動確認しながら進めていきます。

当然、汚れがひどければひどいほど循環洗浄は時間がかかります。
クリーナーモニターで汚れの状況を確認できます。
ATのフィルター(ストレーナ)を交換し新油を圧送・循環しながらさらにオイルラインの洗浄をしていきます。
AT内部のオイルがキレイになってきました。一番左の新油と比較。状態がだいぶ近くなってきているのがわかります。

過走行車のAT洗浄は時に20リットルのペール缶全量を使用してしまいます。

すべての工程が完了しました。

リフトアップして漏れや異音、異臭などの確認。各部チェックを済ませて実走テストです。

変速ショックも大幅に改善、走行ノイズも静かで走りにパワーが蘇ってきました!これなら燃費も大きく改善されるでしょう。

i様このたびはご依頼ありがとうございました。今後は車検時に経過観察していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

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