ダイハツ タント 走行中の異音修理

平成22年式タントL375S  走行約86,000km CVT内部異音のため点検入庫。部品単体の供給はないため今回は CVTミッションごと優良中古品と交換です。
作業前点検です。 現状を把握し早速エンジン&CVTを下ろします。

冷却水を抜きエアコンガス回収してアレコレして下りました。
エンジンクレーンを使用し、しっかり倒立させて各部点検。
ボディ側も点検。なかなかこんなチャンスはないのでサビてる個所をこの機会に補修しておきます。
エンジンとCVTミッションをバラすことなくそのまま下ろしました。
こちらが優良中古品と交換したCVTミッションです。同様の故障事例は結構出ています。

交換が完了したので慎重にボディにセットします。
エンジンCVTがセットできましたのでここでエアコンメンテナンス専用機「PS134」登場。作業前のガス回収量が規定量よりも少なかったのでしっかり真空引きして規定量のガスとコンプレッサーオイルを充填します。専用機械があると安心確実です。

その他、作業前の状況把握点検で「フロント・ハブ」からベアリングの異音もありましたので左右ともに交換致しました。

修理完了後、じっくり試運転をしましたが異常なしはもちろん、走りがとても軽くなり走行ノイズもだいぶ静かになりました。エアコンも修理前と比べるとキンキンに冷えています!

このように故障個所のみピンポイント修理ではなくついでに修理できる箇所をお客様にご提案することで永く安心してお乗りいただけることとなります。ついでに修理なので作業工賃も大幅に圧縮できます。

I様この度は修理のご依頼誠にありがとうございました。

関連記事

TOP
access mail