お仕事車 多走行 スズキ・エブリィ エンジン不調 DA64V

エンジン不調での修理ご依頼

エンジン始動時に温まるまで「チョーク」が引かれた状態でアイドリングが高くなっていますが、それがいつまで経っても正常な回転数に落ち着かない。エンジン回転数が低いのは非常に困りますが高すぎるのもまた不快です。

アイドリング回転が高いと燃費も悪くなるし走行中のエンジンブレーキにも影響が出るので危険もあります。なによりうるさくて気になります。

アイドル回転を司るのはスロットルボディの横に付くISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)

早速取り出します。ISCVの単体点検をしますがなんか違和感。

ISCVの伸縮部のシャフトが全開に伸びているように見えます。

やっぱり。軸部がバラけてます。正常なものと比較。
左は平成22年10月式の同車種エブリィのもの。

右は今回修理車の平成25年10月式のもの。同じ車種でも部品番号が異なり取付はできるものの不調は直りません。

このように同じ車種でも年式や登録月が違うだけで部品が異なるというのは自動車やオートバイでは当たり前によくあります。

分解してクリーニングし現物修理をしてみようかと思いましたが過去修理履歴を確認すると
現在走行19万km超えで過去未交換の部品でしたので新品交換が妥当だと判断いたしました。

新品部品を取り寄せ交換後はばっちり規定数値内でのアイドリングで落ち着きました。

いつもありがとうございます。車両整備担当保守店として全力サポートさせていただいております。

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