エンジン始動時に温まるまで「チョーク」が引かれた状態でアイドリングが高くなっていますが、それがいつまで経っても正常な回転数に落ち着かない。エンジン回転数が低いのは非常に困りますが高すぎるのもまた不快です。
アイドリング回転が高いと燃費も悪くなるし走行中のエンジンブレーキにも影響が出るので危険もあります。なによりうるさくて気になります。
アイドル回転を司るのはスロットルボディの横に付くISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)。
早速取り出します。ISCVの単体点検をしますがなんか違和感。
ISCVの伸縮部のシャフトが全開に伸びているように見えます。
右は今回修理車の平成25年10月式のもの。同じ車種でも部品番号が異なり取付はできるものの不調は直りません。
このように同じ車種でも年式や登録月が違うだけで部品が異なるというのは自動車やオートバイでは当たり前によくあります。
新品部品を取り寄せ交換後はばっちり規定数値内でのアイドリングで落ち着きました。
いつもありがとうございます。車両整備担当保守店として全力サポートさせていただいております。